自己顕示欲とは?
自己顕示欲とは「自己アピールをしたいという欲求」
『自己顕示欲』とは、「自己アピールをしたいという欲求」のことです。自分のことを特定の人たち、または多くの人たちに知ってもらいたいという欲求のことを指しています。単純な「目立ちたがり屋」ではなく、自分の存在をアピールする為に様々な方法を使うケースが多く見られます。
自己顕示欲が強い人はSNS上でよく見られる
自己顕示欲が強い人はSNS上でよく見られます。直接会っている時はとても引っ込み思案で、自分の意見や考えていることを発言することはほとんどありません。ですが、顔が見えないようなSNS上では、自己顕示欲を爆発させるという人が大変多く存在します。ネット上の方が自己顕示欲を満たしやすいということです。
自己顕示欲のメリットとデメリットは?
自己顕示欲の塊や承認欲求過多症のメリット①能力アップ
自己顕示欲の塊や承認欲求過多症のメリットの1つ目は、『能力アップ』です。自己顕示欲の塊や承認欲求過多症の人は、自分を大きく見せる為に努力をするケースがあります。自分の為の努力に全力を尽くすのです。その結果、自分の能力に磨きがかかったり、新しい能力が開花するというケースが多くあります。
自己顕示欲の塊や承認欲求過多症のメリット②自分の意見をはっきり言う
自己顕示欲の塊や承認欲求過多症のメリットの2つ目は、『自分の意見をはっきり言う』です。自己顕示欲の塊や承認欲求過多症の中には、自分の存在をアピールする為に、自分の意見や考えをはっきり言う人がいます。自分の意思があるということを示すことは、仕事では大きなプラス要素になることがあります。
自己顕示欲の塊や承認欲求過多症のデメリット①周囲に振り回される
自己顕示欲の塊や承認欲求過多症のデメリットの1つ目は、『周囲に振り回される』です。自己顕示欲の塊や承認欲求過多症の人は、周囲の人たちの顔色や状況を窺って、それに合わせた意見や考えを発言していることがあるのです。周囲の人たちの意見や状況はいくらでも変わりますから、それらに振り回されてしまいます。
自己顕示欲の塊や承認欲求過多症のデメリット②仲間が減っていく
自己顕示欲の塊や承認欲求過多症のデメリットの2つ目は、『仲間が減っていく』です。自己顕示欲の塊の人や承認欲求過多症の人は、周囲の人たちから敬遠されることが多くあります。一緒にいて不愉快になることが多いからです。また、「うるさい」と感じる人もいるでしょう。その結果、仲間がどんどん減ってしまうのです。
自己顕示欲が強い人の心理・特徴12選
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴①注目して欲しい
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の1つ目は、『注目して欲しい』です。自分の存在をたくさんの人にアピールしたいという心理があるのです。たくさんの人たちに注目してもらうことで、快感や満足感を得ている場合もあります。注目されるということが嬉しくて仕方がないということです。
多くの人たちに注目してもらう為に、わざとらしい行動や言動を取ることがあります。また、大げさなリアクションをすることもあるでしょう。そのような行動や言動を取ることで、周囲の人たちの気持ちや視線を自分に集めようとしています。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴②負けたくない
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の2つ目は、『負けたくない』です。周囲の人たちのだれにも負けたく担い、という心理を持っている場合もあります。ライバル心が強いのです。また、勝ち負けにこだわっているという場合もあるでしょう。負けることは人生の恥、くらいに思っているケースも多々あります。
常に勝ち続ける為には、自分を強く見せる必要があります。自分の力や能力や才能を誇示して、周囲の人たちに見せつけているのです。見せつけることで、周囲の人たちの闘争心を消し去ろうとしています。闘争心が亡くなれば、自分が優位に立てるということです。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴③頼りにされたい
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の3つ目は、『頼りにされたい』です。日常的にあまり周囲の人たちから頼りにされることが少ない人は、頼りにされたいという心理を持っていることがあります。誰かに頼りにされることで、自分の満足感を満たしているのです。
周囲の人たちから頼られる為には、自分の能力や才能をオープンにしておく必要があります。「私はこんなことが出来るし、こんなことも出来る」ということをアピールして、「もっと頼って」という気持ちを周囲の人たちに伝えているのです。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴④褒められたい
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の4つ目は、『褒められたい』です。周囲の人たちから褒められたい、という心理を持っている人も中にはいます。自分の頑張りや実績を周囲の人たちにアピールすることで、「よく頑張ったね」などのように褒め言葉をかけてもらいたいのです。
このタイプの人は、周囲の人たちからの褒め言葉がやる気やモチベーションに変わります。周囲の人たちが頑張りや努力を認めて褒めれば褒めるほど、ますますやる気を上げて努力をします。褒めて伸びるタイプの人がいますが、その典型的な人と言えるでしょう。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴⑤尊敬されたい
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の5つ目は、『尊敬されたい』です。周囲の人たちから尊敬されたいという心理を抱いている人もいます。尊敬されることで、「自分は偉いんだ」などのように思えるのです。「さすが」や「すごいですね」などのような言葉を受けて、自己評価が上がっていきます。
これは言い換えるなら、自分で自分の評価が出来ないのです。または、自己評価が低いケースもあるでしょう。自分で自分を認めることが出来ない為、周囲の人たちから尊敬されて自己評価を上げようとしています。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴⑥他人の話を聞かない
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の6つ目は、『他人の話を聞かない』です。人の話を聞くことがあまりありません。他人の話に興味がないのです。人の話題を奪って、自分の話をし始めることも良くあります。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴⑦向上心が強い
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の7つ目は、『向上心が強い』です。自分を磨くことに一生懸命な人も中にはいます。言葉でどれだけ自分を誇張していても、中身が伴っていないという自覚があるのです。自分で言ったことが本当になるように頑張ろう、と思って自分を磨くことがあります。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴⑧自慢話をする
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の8つ目は、『自慢話をする』です。自分のことを大きく見せる為に、自慢話を良くするという特徴が見られる場合があります。自慢話をすれば周囲の人たちは自分に注目してくれます。時には尊敬の言葉をかけてくれることもあるでしょう。それが本人にとって快感なのです。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴⑨自分と他人を比べる
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の9つ目は、『自分と他人を比べる』です。自己顕示欲が強い人や自己顕示欲の塊の人の多くは、自分と他人を比べています。相手の優れているところと自分の良くない部分を比べて、自己評価を下げているのです。ただ、自己評価を下げる行為は精神的に大きな苦痛を伴います。
その精神的な苦痛から逃れようとして、自分のことを周囲にアピールします。自己アピールをして周囲の人たちから認められたという感覚を得ることが出来れば、精神的な苦痛が和らぐからです。精神的な靴から逃れる為に、相手の悪口を言う場合もあります。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴⑩相手をあまり褒めない
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の10個目は、『相手をあまり褒めない』です。相手を褒めることはあまりしません。相手を褒めてしまったら、本人の中では「負け」を認めてしまったことになるからです。負けず嫌いという特徴を持っていますから、負けを認めるような行為は絶対にしません。
心の中では相手のことを認めていても、褒め言葉をかけるようなことはしません。褒めることが必ずしも負けを認めることにはならない、ということがわからないのです。相手を褒めるのではなく、小さな欠点を探し出して責めるようなことをする場合もあります。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴⑪嘘をつくことがある
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の11個目は、『嘘をつくことがある』です。自分の言葉の信ぴょう性を相手が確かめることが出来ない、という確信が得られれば嘘をつくこともあります。嘘をついてでも、周囲の人たちに自分をアピールしたいということです。それだけ自分の存在を認めて欲しいのです。
ただし、自己顕示欲が強い人や自己顕示欲の塊の人は、頭の良い人が多くいます。自分がついた嘘が嘘だとばれないようにすることを、ちゃんと考えているのです。その為、大きな嘘をつくようなことはしません。小さな嘘をたくさんついたり、真偽を確かめられないような嘘をつくことが多くあります。
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴⑫空気を読まない
自己顕示欲が強い人や塊の人の心理や特徴の12個目は、『空気を読まない』です。自己顕示欲が強い人や自己顕示欲の塊の人は、自分のことに気持ちや意識が向きすぎています。その為、周囲の人たちや状況にまで気が回らないのです。空気を読む為の心や意識のゆとりがないということです。
周囲の人たちが一生懸命誰かの話を聞いている時に、突然割って入って自分の話をし始めたりすることがあります。これは、空気を読むゆとりがないからです。相手が目立っているということと自分が目立っていないということだけに注目している為、場の空気が読めていないのです。
自己顕示欲が強い人の原因は?
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の原因①自信がない
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の原因の1つ目は、『自信がない』です。自信がないという自覚は、本人にもあります。また、自信がないと思っている自分を恥ずかしいとも感じています。その恥ずかしさや自信のなさを隠す為に、自己顕示欲が強くなったり承認欲求過多症になったりすることがあります。
自信がない人には、ある共通点や原因があります。それらを知ることで解決方法が見いだせるかもしれません。詳しく知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の原因②いじめられた経験がある
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の原因の2つ目は、『いじめられた経験がある』です。いじめられた経験がある人は、自分の存在を否定されたという心の傷が残ります。その傷はどれだけ時間が経っても消えることがありません。その時のショックや恐怖心が原因で、自己顕示欲が強くなったり承認欲求過多症になります。
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の原因③寂しい
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の原因の3つ目は、『寂しい』です。寂しがり屋な人も、自己顕示欲が強くなったり承認欲求過多症になったりすることがあります。寂しいと感じている人は、いつも心に冷たい風が吹いています。その風を止めたいという気持ちが、過剰な自己アピールという行動を助長しているのです。
自己顕示欲が強い人の対処法は?
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の対処法①距離を置く
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の対処法の1つ目は、『距離を置く』です。このようなタイプの人は、身近にいる人をターゲットにするケースが多くあります。自分の欲求を満たす為に、身近な人の力を借りようとしているのです。その為、近づきすぎるとターゲットにされてしまう可能性が高くなります。
出来るだけ距離を置くようにしましょう。どうしても付き合わなければならない場合には、第三者を間に入れるようにすると良いでしょう。個人的に付き合うと、高い確率でターゲットにされてしまいます。自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人は、周囲に不快感を与えてしまいます。距離を置いて付き合った方が良いのです。
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の対処法②対抗意識を燃やさない
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の対処法の2つ目は、『対抗意識を燃やさない』です。このタイプの人はかなりの確率で負けず嫌いです。また、いつも自分のライバルになるような人を探しています。こちらが露骨に対抗意識を燃やしてしまうと、それに対抗して攻撃対象にされてしまう可能性が高くなります。
相手が明らかにライバル心を見せてきても、相手にしないでおきましょう。相手の挑発に乗って対抗意識を燃やしてしまうと、自己アピールする機会を相手に与えてしまうことになります。自己顕示欲を助長する結果にもつながります。どんなことがあっても、対抗意識を燃やさないようにしましょう。
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の対処法③できている事だけ褒める
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の対処法の3つ目は、『できている事だけ褒める』です。自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人は、できていることもたくさんあります。ただし、それらを話す場合には自分を大きく見せる為に、かなり尾ひれがついているケースが多々あります。
本人は褒められたいと思っていたり、認められたいと思っていたりします。できている事に対しては、褒めてあげると良いでしょう。それは事実だからです。事実だけを認めて褒めてあげるようにすると、本人の欲求はある程度満たされます。ただ、一部分しか褒めてくれないとも感じますから、向こうから距離を取るでしょう。
自己顕示欲が強い人の抑え方や克服方法は?
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の克服方法①成功体験を増やす
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の克服方法の1つ目は、『成功体験を増やす』です。成功体験を少しずつ増やしていきましょう。成功体験が増えていけば、達成感や満足感が得られます。すると、認めて欲しいという気持ちは薄くなっていくでしょう。
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の克服方法②自分の良い面を褒める
自己顕示欲が強い人や承認欲求過多症の人の克服方法の2つ目は、『自分の良い面を褒める』です。自分で自分を褒めることも、とても大切です。自分は嘘をつかないからです。自分の良い面をたくさん見つけましょう。そして、その部分を言葉に出して褒めましょう。すると、自己顕示欲は抑えられていくでしょう。
自己顕示欲が強い人は自分を認めるところから始めよう
自己顕示欲が強い人は、自己否定感が強いという特徴があります。自分で自分のことを認めていないのです。あなたが一番認めて欲しいと思っているのは、自分自身です。自分を認めるところから始めましょう。すると、自己顕示欲は抑えられていくでしょう。
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